留学ブログ その13

前回からようやっと留学ブログっぽくなってきたと思う。留学もほぼ終わりに近づいてきているが…

 

この留学の意義は何かと改めて考えた。間違いなく英語の向上である。

 

留学によって、現地の授業によって新たな知見を得るとかいうのは英語がほんとにほんとにぺらぺらでなんにも問題のない人が目指すものなんだろうと思う。

 

僕がここに来る少し前のTOEFLのスコアはたったの67だ。授業で何かを得られるような点数じゃない。

 

自分がのっかったコースには必修としてざっくりいえば経済系の授業が課されるのだが、自分の日本での専攻は実は全く違う()でもこれは幸運だったかもしれない。正直授業というのは自分一人でがんばる割合が大きい。がんばっても英語の能力の向上には大きくは貢献してくれないと感じた。特に経済系の場合、数字に頼る部分がそれなりにあり、英語をたくさんは使わなくても済んでしまう。というわけで経済系にはいろいろな国からの留学生も多い。

 

というわけで正直授業は悪く言ってしまえば目の上のたんこぶだなと感じていた。課題はそれなりに出るからネイティブの友達と遊ぶ時間もけっこう気にしなければならないのだ。

 

僕の目的は何か。英語を向上させることである。やるべきはリスニング、ボキャブラリーの勉強をして、ネイティブと話すというサイクルをひたすら繰り返すことだ。ライティングセンターは日本で所属している大学にあるし、リーディングも本を読めばよい。ここで向上させるべきは明らかにリスニングとスピーキングだ(もちろん残りの2技能も向上させられるに越したことはないのだが)。

 

というわけで現在とっている経済系の授業を落とさない程度に(ビザの都合上ドロップアウトはダメだけど正直学期が終わった後の成績なら落としてもいい)頑張ってとにかくネイティブの友達と話す時間を作りまくろうと今日心に決めた。

 

これは正規生にはできない行為だ。彼らはここでの実績が今後の人生についてまわる。僕はといえば帰った先の日本の学部に関係ある授業しか単位は互換されないのだし、成績が悪かったからといって現状の就活市場ではあまり問題はない。そして院に進む気もない。ということで失うものがあまりない。

 

気がかりなのはこのプログラムを統括している(企画したのはたぶん日本の大学側)先生がこっちにもおり、その先生に自分の成績を見られているらしいことである。自分の考えを実行するうえでこれといったデメリットはないが、今後自分がいらないと思っている授業の成績が下がっていくことでこの先生に目を付けられて怒られたらやだなあ…という気持ちがけっこうある(実際、前の学期に小言を頂戴してしまった)。が、そんなことで折れている場合じゃない。

 

ということで英語力の向上により気を配って残りの期間を過ごしたい。