留学ブログ その11

こんなブログが月間ビュー100あることに驚いた…

 

 

というわけで留学ブログその11です。

 

とりあえずリーディング

その10で書いたことは基礎編ということで今度は自分がやっていること、やりたいなーと思っていることを書きます。

 

最近はBarron'sのTOEFL対策用の本をちまちまやってます。お値段はそこそこしますが予想問題がたしか7回分ぐらい入ってるのでコスパはよいと思います。受験勉強っぽくて楽しい。これです。

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TOEFL iBTの本番ではリーディングパートは大問3つか4つで構成されており、3つのときは60分、4つのときは80分与えられます。つまり大問1つを平均20分で解く必要があります。これはわりと時間に追われるはずです。正答率が8割以上で時間に余裕がある人は自分のアドバイスは何の参考にもならないので僕に勉強を教えてほしいです…

 

というわけで僕は大問を1つずつ取り出して時間を計りながら解いていっているかんじです。時間内にさらっと終わらない人は通しでやっても問題がもったいないのでこの方法がオヌヌメです。ちなみにいまだに大問ひとつに23分ほどかかっておりほんとにクソだなと自分でも反省の日々です。

 

TOEFLで出てくる単語はわりかし基礎的です。アメリカに来てみるとTOEFLにせてくるぐらいの単語は最低限知らないと大学で生きていけねえ…と思わされます。ボキャ貧の僕は毎日肩身の狭い思いをしています。アメリカ留学を考えている人、毎日英語を使ってお仕事をする人はとりあえずTOEFLに出てくるぐらいの単語は知ってたほうがいいと思います。

 

リスニング

netflix

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でHow I Met Your Motherってドラマを見たりしてるんですけど日本でnetflixのサービスが始まるのは秋かららしいですよね…

 

ということで方法論を抽出するならば

 

同じ作品の同じ話を何度も見ること。それも字幕ありから徐々に字幕なしに移行できるとよいのではないかと思います。

 

ここから話すことは聞きかじったことであってソースがないのであくまで参考程度に。とりえず僕はこういうことを信じてリスニング、会話をしているということをメモしておきます。

 

ストーリーの流れ、セリフを覚えてしまっては聞き取りの意味がないのではないかと思われるかもしれません。しかしどうやら人間の耳は相手の発音のすべてを聞き取っているわけではないようです。というか対象の言語のネイティブスピーカーはその語で発音されると想定される音を必ずしもきっちり発音しきっているわけではないと聞いたことがあります。

 

つまりネイティブやそれに準ずる十分な能力を有する聞き取る側は経験から脳内で音を補完しているということです。では経験とはなんでしょうか。それはたくさんの人の話を聞くことによるフレーズ、発音の癖のサンプルを脳内に集めることで「通じる」発音、イントネーションのスイートスポット(この発音、イントネーションでなければ通じないというものではなく許容される幅があると僕は考えています)的な何かを掴むこと、そして単語を事前に知っていることで単語単位での意味の記憶があることを指すと思っています。要は人間の耳はマイクロフォンと違って全てを聞き取っているわけではなくいい加減にできており経験によってギャップを補完しているわけです。蛇足ではありますが視覚についてもおなじことがあてはまると聞いたことがあります。

 

なので

 

何かを一回聞いてそれっきりというのはリスニング向上のためによくないように思います。しつこく聞き直しましょう。慣れてきて字幕やトランスクリプトなしで聴けるようになってきたらこんどはディクテーションをします。単純に今まで聴いてきた音声を書くかタイピングするということです。そして答え合わせをしてというのをやはり繰り返します。

 

というのがリスニング向上への正攻法ではないかと僕は考えています。

 

ライティング

Intro duction、Body3つ、conclusionという構成(ほんとはそれぞれにもっと書き方のセオリーがあるけど割愛)さえ知っていればあとはETSが公式に出している問題集(自分のもっているのは確か第4版。バージョンによって内容が違うので注意。)の後ろのほうにライティングのお題一覧があるのでそれを使って30分以内でそれなりのクオリティのものを書けるようにひたすら書きまくりましょう。

 

ライティング、スピーキングは文法的にあっているかということだけでなくこの場合には数ある中でもこういう単語、フレーズを選ぶということが発生するので(日本語でも通じるけどこの場面でそういう言い回しはしないということはありますね。)どうしてもネイティブかそれに準ずるレベルの人によるチェックが必要です。ということで大学のライティングセンターまたは語学学校で書いたものをチェックしてもらってまた書き直して提出ということをする必要があります。

 

最近はlang8などweb上での無料のサービスもありますがチェックをしているのがどんな人かなんてわかりません。語学は音楽と同じだと思います。お金をかけないで上達しようというのはまず間違った方向へ行きます。無駄に使うのはよくないかもしれませんが必要なところにはお金をかける必要があります。

 

一つだけ自分が言えるのはチェックを受けるまでに進めるのは最大でライティング2問分ぐらいまでにすべきということでしょうか。当たり前すぎて書くのを迷いましたがチェックを受けるまでは自分の実力は変わらないのでいくら書いても上達しません。2つほど英作文を書いたらチェックを受け、直し、それをさらにチェックしてもらい、ようやく新しい文章に移るというじれったい作業が必要です。

 

ピーキング

これは自分は正直ほんとによくわからないです…

ピーキングはいろんな能力の集合体であり、たぶん受験英語でいうライティング的な位置づけではないでしょうか(ただし構成要素はより多いですが)。スピーキングの話ではありますが実際に誰かと話すときはリスニングがいちばん大事なように思います。聞き取れなくては何もできません。あとはライティング能力は会話をするときに自分が思い浮かぶ表現のすべてなのでライティングでできることというのは自分の英語力の大きな部分を反映していると思います。

 

ただスピーキングは能力を即自的に使うことを求められる点が違いであり、よりシビアだと言えると思います。つまりライティングでできることの中でもほんとにいつでも頭に思い浮かぶごく一部の表現しか会話では使えないということは日々実感しています。自分から言えるのは日々見かけたり書いた表現は会話で使うかもしれないと思ってよく覚え、発音、イントネーションを確認しておくということぐらいです()

 

リーディング

英語に自信がある人でもとりあえずハリーポッターとか英語圏のローティーンが読むようなものから始めたほうがよいと思います(自分も読んでます)。最初からdan brownとか読むとなかなか読み進められずにただひたすらテンションが下がります。適切なレベルの文章(やや簡単だと感じるぐらいのものがいいと思います)を選ぶことはモチベーションの維持、ひいてはそれなりの期間で読み終われるかに関わるのでリーディングの意義は単語の吸収よりも受験英語でいうディスコースマーカー(これは和製英語ですが英語での名称は知りません)の使い方を覚えたり英語ならではの論理の展開のしかたを吸収するというところにあるのではないでしょうか。

 

発音

これは信頼できる先生のところへ行ってください。ネイティブなら誰でもいいわけではないです。ネイティブは正しい発音を聞き取ることはできますが正しい発音法を教えるプロというのは限られています。

 

以上です。